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英語学習指導要領改訂☆オールイングリッシュの授業のやり方 [英語]

高校英語の学習指導要領改訂。
高校英語ではオールイングリッシュの授業を!

たぶんこの改訂案は通らないだろうけど、
もし万が一このオールイングリッシュ案が通った場合
高校英語ではどのような授業をすればいいのか・・・
気になりますよね(。・ω・。)?

今回は英語教育界で一般的に言われている
オールイングリッシュの授業のやり方について
少しだけお話ししたいと思います。

英語の授業を英語で行う際に最も重視されるのは
「Oral Introduction(オーラルイントロダクション)」
というもので、簡単に説明すると
「新出の文法事項や教科書本文を前置き的に英語で導入する方法」
のことです。

例えば「比較級」のオーラルイントロダクションだと、
こんなものがあります▼

1.サザエさんのキャラクターの年齢を生徒に推測させる
  How old is he?
How old is she?
Can you guess?

2.キャラクター全員の年齢が分かったら、比較級を使った英文を言う
  Masuo is 27 years old, and Anago is 26 years old.
So, in this situation, we can say...
Masuo is older than Anago.
Everyone, repeat.
  A君, repeat.

このように教師側が比較級を使った英文をさり気無く言うことで
比較級の「導入」を行います。
また「導入」の段階では音声に集中させるために文字情報を見せない
ことが鉄則ですので、板書するのはキャラクターの名前と年齢くらいに
とどめます。決して英文(Masuo is older than Anago.)は板書しません。

そしてもう1つのポイントとしては、生徒側が受け身にならないように
生徒に発言の機会(年齢を答えさせたりリピートさせたり)を与えることです。
全員でリピートさせた後に個人を指名してリピートさせたりすると、
生徒はより真剣に教師のオーラルイントロダクションを聞くようになります。

以上のことを念頭に入れて、今のうちから練習がてら
オーラルイントロダクションをやってみてはいかがでしょうか。



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